私は最初ヒコ留学に手続きして頂き、パースの語学学校の一般英語コースに通っていました。コースを修了したもののまだまだ未熟な英語力を感じ、次は他の形で勉強したいという思いと、何かを身につけたいという思い、そしてカフェとアルコールが好きな事から、SELCのバリスタ&アルコールコースフルタイム8週間を受講しました。毎日が本当に楽しく、とにかく1日があっと言う間でした。
コースの大半はメイキングの練習と実践。バリスタコースでは、他のクラスの生徒を招いてオーダーを取りコーヒーを作り実際にお金を頂いたりするのですが、初めはみんなあたふたバタバタして、こんなので大丈夫なのかな?って状態でしたが、実践の授業が多かったおかげで、回数を重ねるごとにスムーズになり、コース終了時にはテキパキとこなしていました。クラスメイトとは楽しみながら、接客で必要な英語が自然と身につきました。
そして週に1度、LAVAZZAのトレーニングセンターに行ってしっかりトレーニングを受けました。そこで3種類のコーヒーとオリジナルコーヒーを作るコンペティションがあり1つ自分の好きな材料を使って作るオリジナルコーヒーは、見た目や味を考え時間内に作らなければならないのでとても緊張しましたが、私はなんと2位になる事が出来きて最高に嬉しかったです! |
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出来上がりコーヒー 先生と |
コーヒーメイキングの授業 |
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アルコールコースでは、バーに行ってビアサーバーで練習したり、実際にバースタッフのサービスを観察しながら勉強したり、いろんな角度からバーを見られて本当に貴重な体験が出来ました。そしてマルガリータ・カミカゼ・QF等、各自好きなカクテル作りの練習をして、みんなで試作品を飲みました。授業が終わる頃にはみんなほろ酔いって感じでした。
講義の中でスタッフとしてバーでの酔っ払いの対応方法は、迅速かつ他のお客に迷惑をかけないようにしないといけないので難しかったです。でも、一般英語では学べない言葉等を交え、授業を忘れて店員とお客様になりきってクラスメイトと練習していたので楽しく学ぶ事が出来ました。このコースではバー、レストラン、カフェ、クラブなどで働く場合に必要となるRSAの資格も取得出来るのですが、授業でしっかり勉強していたので、クラス全員が問題なく合格しました。
授業ではクラスメイトとペアを組んだり、課題に取り組んだりと必然的に会話する事が多く、先生はおもしろくフレンドリーで、グラマーや発音もしっかり熱心に教えてくれました。ワーク・エクスペリエンスや履歴書の作成・電話対応・仕事探しに必要な英語等、卒業後すぐに役立つ英語もたくさん学ぶ事が出来ました。
特に面接の練習は実際の面接を想定し、ビデオを撮りながら厳しく先生から面接を受けた後でそのビデオを見るので、自分の欠点がよくわかったし自信もつきました。専門用語がたくさん出てくるので大変と感じる時もあるかもしれませんが、コーヒーやアルコールについて学べるうえ、それを通して実際に役立つ英語がたくさん学べるので、本当にお得なコースだと思います!
私はこの経験を生かし、授業で作成した履歴書を持って大好きなカフェでの仕事を探し、残りのワーホリ生活も有意義にしたいと思っています。
平川 真由美 |