当時渋谷にあるHiko留学ネットドットコムの事務所を訪ねたのは2004年の8月でした。(現在は港区へオフィス移転しました)
15年近く働いた病院を辞め、留学を決心したのは、20代の頃、海外旅行へ行くたびに、”英語が話せたらもっと沢山の人達とCommunicationでき、視野が広がり、色々な意味で価値観が変わるんだろうな”と思いなんとなく留学したいなあと考えていました。しかし、日々の看護の仕事も楽しく、又、30代初めに家族の不幸があり、留学と言う事はすっかり何処かへ行っていました。30代半ばになり、自分の人生を振り返った時、やはり、ずっと心の何処かで考えていた留学が諦めきれず、やるなら今しかない!自分の人生後悔したくない、と思い一歩踏み出した訳です。東京事務所担当の福田さんには”年齢の事が一番心配だ”と話すと、学校はACEが良いだろうと薦めてくれました。留学に関して何も解からない私は、留学のプロが言っているのだから間違いはないだろうと、即決しました。
2005年、3月末、いざ、Sydneyへ渡りACEでの留学生活が始まりました。ACEはコースが豊富にあり、又、レベルも細かく分かれている為に、自分に合ったレベルで勉強できました。教師陣も熱心で、自習時間でもとても丁寧に説明してくれました。7ヶ月が過ぎた頃、2月のオーストラリアの大学入学に合わせコースを変更する事を決心しました。ACEには大学進学準備コース(EAPコース)というのがあり、こちらの大学進学を考えている学生の為に、大学での講義の聞き方、Assignmentのやり方などを勉強するコースです。しかし、現実は厳しく、このEAPコース入るには一定の英語レベルに達していないと入れないのです。勿論、入る為のテストがあり合格しなければなりません。英語でのAcademic Writingが一番きつかったです。それまで、Writingなんて日記くらいしか書いた事のない私にとって、Academic Writingって何?どうやって書くの?しかも250字以上、書ける訳ないじゃん!!こんな私がEAPコースに入り、無事コースを終了出来たのも、私の実力があったから?な訳ありません。ACEのEAPコースの優秀な講師陣のお陰です。EAPコースの教師は必要なトレーニングを終了しているAcademicに精通している優秀な人達で、その為、授業はどれもとても大切な事ばかりでした。8週間のコース中、2回のPresentation、EssayWritingは、毎週金曜日にあるRevision Testでは必ずあり、また、このテストで65%以上取らないとEAPコースは卒業出来ないシステムになっていました。また、8週目の最後には卒業テストがあり、これでも65%以上取らないといけません。かなり厳しいコースなので、皆、熱心で、しかも皆、こちらの大学進学を目指している為、お互いが刺激しあい、励まし合いがんばってきました。 |
ACE留学時代の先生 |
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ACU大学看護学部在学中教授 |
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この8週間のコースを無事終了し、大学への推薦状を頂き、晴れて今年の2月から、Australian Catholic Universityの看護学部で勉強しています。EAPコースで勉強している間もとてもつらい思いをしましたが、今、それらの知識が非常に役立っています。しかし、大学での勉強は想像以上に厳しいもので、EAPコースで、Essay Writing 250字で驚いている場合ではありませんでした。大学では1000字なんて当たり前、しかも、各講義にWritingがあり、日々これらのAssignmentと戦っています。英語が母国語でない留学生にとっては厳しい現実です。しかし、国は違っても看護という共通事項を通して、日々クラスメイトと色々な角度から議論をする事は、私にとって色んな意味で発見があります。日本の看護を様々な国の看護と比較して、改めて日本の看護の素晴らしさを実感する時もあれば、オーストラリア人の大雑把な考え方が日本人にも必要なのではと思ったり、これらの経験は日本に居たら出来ない事だなあと思います。この様な経験を提供して下さった、これまで関わった人々に感謝の気持ちを忘れず、まだまだ先は続きますが、がんばって行こうと思う今日この頃です。 |
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ACU大学看護学部在学中の大学講義 |
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